天ノ弱:考察

こんいちは!今回は164さんの曲、「天ノ弱」について

 

考察していきたいと思います。

 

本家さんのリンクはこちら

https://www.youtube.com/watch?v=2-zPY0vrpjQ

 

まずは基本情報から

 

「天ノ弱」

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作詞:164

作曲:164

編曲:164

 

2014年に出された今でも大人気のこの曲ですが、

 

常にカラオケのランキングで常に上位にいますね^^

 

やはり皆さんもこの曲に対して共感や実感したものが

 

何かあるのではないのでしょうか?

 

では歌詞をゆっくり見ていきましょう。

 

僕がずっと前から        思ってる事を話そうか
友達に戻れたら           これ以上はもう望まないさ
君がそれでいいなら     僕だってそれで構わないさ
嘘つきの僕が吐いた     はんたいことばの愛のうた
 
今日はこっちの地方は       どしゃぶりの晴天でした
昨日もずっと暇で             一日満喫してました
別に君のことなんて          考えてなんかいないさ
いやでもちょっと本当は    考えてたかもなんて

 

メリーゴーランドみたいに回る  僕の頭ん中はもうグルグルさ

 

この両手から零れそうなほど   君に貰った愛はどこに捨てよう?
限りのある消耗品なんて僕は   要らないよ

 

僕がずっと前から       思ってる事を話そうか
姿は見えないのに       言葉だけ見えちゃってるんだ
僕が知らないことが    あるだけで気が狂いそうだ
ぶら下がった感情が    綺麗なのか汚いのか

 

僕にはまだわからず   捨てる宛てもないんだ
言葉の裏の裏が見えるまで待つからさ
待つくらいならいいじゃないか

 

進む君と止まった僕の   縮まらない隙を何で埋めよう?
まだ素直に言葉に出来ない僕は 天性の弱虫さ

 

この両手から零れそうなほど   君に渡す愛を誰に譲ろう?
そんなんどこにも   宛てがあるわけないだろ
まだ待つよ
 
もういいかい
 
 
 
僕がずっと前から        思ってる事を話そうか
友達に戻れたら           これ以上はもう望まないさ
 
「友達に戻れたら」というところから、この二人は何か
 
特別な関係であるということを示していますよね。
 
なにか事が起こってしまって、再生するのが難しくなってしまった
 
人間関係を表しています。いったい何があったのか
 
いろいろ考えてしまいますが、ゆっくり見ながら考えて
 
行きましょう。
 
まだ歌の序盤であるので特別な関係を、
 
恋人、親友、言葉では表せない何か特別な関係と想定して
 
おきます。
 
 
君がそれでいいなら     僕だってそれで構わないさ
嘘つきの僕が吐いた     はんたいことばの愛のうた
 
私はここで、序盤から実は二人の会話が繰り広げられている
 
のではないかと気づいてしまいました。
 
さっきの序盤の場所で一人が言う内容に対して、
 
まるで返答しているかのように見えますよね?
 
今の特別な関係を普通の関係にもどしたいと
 
相手から言われた時の「僕」の返答が
 
「君がそれでいいなら~」から間奏まで続いています。
 
ここで気づいたのですが、戻したくなるような特別な関係って
 
やっぱり恋愛関係しかないですよね?親友じゃなくなるのは
 
このような話で戻すものではないし、それ以外には
 
衝突がおきて、関わるのをやめてしまうということに
 
他ならない気がします。
 
今日はこっちの地方は       どしゃぶりの晴天でした
昨日もずっと暇で             一日満喫してました
別に君のことなんて          考えてなんかいないさ
いやでもちょっと本当は    考えてたかもなんて
 
この部分は序盤から時間が経過した様子が見て取れますね。
 
特別な関係から普通の関係に戻って、今までの日々について
 
思いふけるような描写がされていますよね?
 
気にしない世にしていてもやっぱり「君」のことを考えてしまい、
 
未練が残っているのがよくわかりますね

 

メリーゴーランドみたいに回る  僕の頭ん中はもうグルグルさ

 
この部分は、次のサビで「僕」の想いを叫ぶつなぎの役割として、
 
自分の頭の中の葛藤と未練を描写しています。
 
この葛藤と未練をふまえて、次のサビの部分で
 
心の声が爆発します。
 
この両手から零れそうなほど   君に貰った愛はどこに捨てよう?
限りのある消耗品なんて僕は   要らないよ
 
もう爆発していますよね(笑)
 
まるでいまだに未練タラタラの私のようですね......(´・ω・`)
 
限りのある消耗品というのが、「君にもらった愛」で
 
あることが一目瞭然ですね。序盤の愛の歌というのにも
 
内容が通っているのが見えますよね。
 
量的に少ないので、今回は二番も考察していきたいと思います。
 
 
僕がずっと前から       思ってる事を話そうか
姿は見えないのに       言葉だけ見えちゃってるんだ
僕が知らないことが    あるだけで気が狂いそうだ
ぶら下がった感情が    綺麗なのか汚いのか

 

僕にはまだわからず   捨てる宛てもないんだ
言葉の裏の裏が見えるまで待つからさ
待つくらいならいいじゃないか
 
ここでの歌詞は、「僕」の独り言として取るのが
 
正しいと思います。自分の抑えられない気持ちが
 
出てきて止まらない様子ですね。
 
未練によって腐っていますね。
 
進む君と止まった僕の   縮まらない隙を何で埋めよう?
まだ素直に言葉に出来ない僕は 天性の弱虫さ

 

恋愛で失敗してしまったとき、どうすれば前に進めるのか

 

どうすれば傷が治るのか、だいたい二つです。

 

時間が解決してくれるのを待つか、新しい恋を見つけるかです。

 

「埋まらないすきを何で埋めよう?まだ素直にことばに

できない僕は天性の弱虫さ」

 

というところから「僕」に必要なものは

 

新しい愛だということに気づいています。

 

それが素直に言葉にできないというのは納得ですよね。

 

この両手から零れそうなほど   君に渡す愛を誰に譲ろう?
そんなんどこにも   宛てがあるわけないだろ
まだ待つよ
 
もういいかい
 
未練がましく天性の弱虫である「僕」が「君」以外に
 
どうして素直に愛を言葉にできるであろうか。
 
だから「僕」いつまでも待つよ
 
いつまでも 「もういいかい」聞き続けるでしょう。
 
まとめ
今回こんな感じでまとめてみましたがどうでしょうか?
実は内容が薄くて乗せるか迷ったのですが、
「天邪鬼」の意味は、性格が素直でない、ひねくれている、
頑固であるということです。この天邪鬼というのが
「天ノ弱」とどのように関連性があるのか、
少し考えてみてもいいかもしれませんね^^
皆さんも一緒に考えていく中で、こんな考え方も
あるのではないかという人は、コメントおねがいします^^
 
※あくまでこれは個人の見解であり、作品自体に
断定するものでも批判するものでもありません。